Life Goes Golden ☆

棚橋弘至vs飯伏幸太 2017年11月5日大阪大会〜過去試合掘り起こしNo.1

過去の試合を掘り起こすシリーズ、今回は昨年11月5日に行われた棚橋弘至vs飯伏幸太IWGPインターコンチ王座戦を取り上げてみたいと思います。 

この試合は、2017年の私的ベストバウトであり、推しと推しがタイトルマッチをするという辛い試合でもありました。

 

2人の対戦がどんな経緯だったのかが一番わかるのが棚橋弘至選手のインタビュー。無料視聴出来ます。

 

 

 今もこれを見ると複雑な気持ちになります。

 

いわゆる「 飯伏、しっかりしなさい!」発言です。

棚橋さんはインタビュー、前哨戦、公開調印式と、飯伏さんに辛辣な言葉を投げかけました。

「 自分の期待にまだ応えてもらっていない。自分だけが楽しいプロレスはやめろ。飯伏の覚悟を見ます。飯伏がもったいない。飯伏はもっと出来る!」と。

 

公開調印式

youtu.be 

煽りV

youtu.be

 

棚橋選手の煽りに対して飯伏さんは、「 何を頑張ればいいのか分からない。自分は精一杯やっているつもり。」と、噛みつきはせず、はぐらかすような発言。 

 

www.daily.co.jp

 

このやり取りを見て私は、「 ムリだよ。飯伏さんは棚橋さんを神とリスペクトしているんだから。挑発に乗って棚橋さんをディスるなんて出来ないんだよ。分かってあげて〜。」と心の悲鳴をあげておりました。

 

タイトルマッチの後に発売された週刊プロレスのインタビューで、飯伏さんは「 言葉のプロレスをして来なかった。」「 棚橋さんのコメントを読んでなかった。」と言っていましたが、多分知っていたと私は思います。

棚橋さんには言葉のプロレスでは敵わないし、悪く言いたくなかったのではないかなと。飯伏さんにとって神ですから。

 

f:id:jinseiwagolden:20180303212749j:plain

棚橋さんもその辺は分かっていたと思います。ではなぜ飯伏の覚悟という言葉を使ったのか?棚橋さんは新日ファンの気持ちを代弁していたのかなと思います。

 

飯伏選手は天才と言われ、プロレスファンの期待を一身に受けていました。ジュニアでの活躍後、業界初の2団体( DDT新日本プロレス )所属、満を持してのヘビーウェイト転向。

新日本プロレスでヘビー級のベルトを獲る日も近いのでは?と思わせる状態にありました。

 

そのまさにレスラーとして脂の乗った2015年11月、頸椎椎間板ヘルニアで長期欠場。2016年2月には新日本プロレスDDTを突然の退団。

その後フリーになりWWE傘下のCWCなどの海外参戦や、謎の…🐯もありましたが、もっと飯伏さんの試合が見たいというのが正直な気持ちでした。

 

この時期私もとても落胆し、もう新日本プロレス飯伏幸太のプロレスは見られないのだと悲しい気持ちでいました。

 

でも、飯伏さんがやりたかった自由なプロレスが見てみたい。いつか飯伏さんが納得できる場所が見つかりますようにと願う気持ちもありました。

飯伏さんが活躍するのをもっと見たい。でも限界を超えて壊れてしまうのならやらないで欲しい。こんな相反する気持ちで揺れていました。

 

そして2017年のG1クライマックス、待ち望んでいた飯伏さんの参戦が発表されたのです!私は狂喜乱舞でした😆 この公式戦で飯伏さんは棚橋さんに初勝利し、インターコンチネンタル王座挑戦に繋がったのです!

 

 

それでは実際の試合はどうだったのか? 新日本プロレスワールドで振り返ってみました。

f:id:jinseiwagolden:20180304140132p:plain

引用元 : https://njpwworld.com/p/s_series_00456_1_09

ゴングが鳴った直後、何とも言えない表情をする飯伏さん。緊張していたのでしょうか。

 

f:id:jinseiwagolden:20180304140449p:plain

対する棚橋さんは厳しい表情を崩さず。ゆっくりとしたペースで始まった試合は終始棚橋ペースで進み、飯伏さんは防戦一方の印象。

 

f:id:jinseiwagolden:20180304140855p:plain

中盤を過ぎて出した槍投げをきっかけに、スワンダイブ式ジャーマンなどを繰り出し棚橋選手を追い詰めます。

 

f:id:jinseiwagolden:20180304141550p:plain

棚橋さんが強烈な張り手を何発か見舞って飯伏さんの怒りの感情を引き出すと、試合はヒートアップ!

 

f:id:jinseiwagolden:20180304143350p:plain

フェニックス・スプラッシュ、カミゴェをかわされた飯伏さんは万事休す。そして最後はハイフライフロー2発に沈みました。

 

試合のハイライトが少しだけ見れます ↓

youtu.be

 

私はこの結果に驚きませんでした。飯伏さんが負けるだろうと分かっていたからです。それはタイトルマッチ当日夜中の飯伏さんのツイートにありました。

 

 

はっきり言って勝つ人のツイートではないです。

これを見た私は心配してしまいました。新日での約2年振りのタイトルマッチを前にして飯伏さんは、何か動揺を隠せずにいるような気がしたのです。

これは負けるんだな…と悟ってしまいました。

 

私がこの試合について漠然と感じていたことがあります。

それは、この試合は新日本プロレスに戻って来た飯伏さんが、棚橋さんとのタイトルマッチを盛り上げられるか? 巡業がこなせるか?30分を越える試合が出来るか?…

などを見る、要するに一種の試験だったのではないか?それを棚橋さんは覚悟という言葉で飯伏さんに突きつけたのではないか…と。

 

一言で言えば、新日本プロレスに所属してトップを目指してやっていくという覚悟があるのか?という事だと思います。

もちろんこれは妄想に過ぎませんが…。それを俺に、新日本プロレスのファンに見せて欲しい!という棚橋さんの想いがあったのだと思います。

棚橋さんがそこまで言うのは、プロレスラー飯伏幸太を高く評価しているからに他なりません。これは棚橋さんなりの飯伏さんへの愛だと私は信じています。

 

そして棚橋弘至飯伏幸太の出した答えは…

f:id:jinseiwagolden:20180304150637p:plain

引用元 :  https://njpwworld.com/p/s_series_00456_1_09

f:id:jinseiwagolden:20180304150806p:plain

 

f:id:jinseiwagolden:20180304150857p:plain

 

f:id:jinseiwagolden:20180304150952p:plain

“ハグ” でした。これは何なのか?どういう意味なのか?

それが分かったのは翌日行われた棚橋選手の一夜明け会見でした。

 

会見で棚橋さんは意外な事実を明かしました。試合後起き上がった飯伏さんに対して選ばせたことを。

「 握手か、張るか、立ち去るか、ハグか 」

そうしたらハグが来て驚いたと。

いや〜棚橋さん相変わらず欲しがるなぁ。流石。だってあの場面、めちゃくちゃグッと来ましたもん。泣きました。あのシーンが忘れられなかった私は、翌日2人のハグ写真を部屋に飾ったくらいですから💦

 

f:id:jinseiwagolden:20180304155621p:plain

https://njpwworld.com/p/o_interview_30_1

 

会見での棚橋さんには、良い試合が出来たという満足感とともに、どことなく無念さが漂っていました。そうか…飯伏さんのハグは棚橋さんの求める答えではなかったんだな…やはり飯伏さんはこれからも団体に縛られず自由に生きて行くんだな…。

棚橋さんが残念に思っているのを感じ、私も複雑な思いでした。

 

飯伏さんの試合後のツイートを見ると、この試合を通じて改めて自身を見つめ直せたようでした。

 

 

 

このツイートで注目したのは、ジャンク最高 と言う言葉。この言葉に飯伏さんのプライドを感じました。これからも自分らしく行くというポジティブな宣言に聞こえました。

そして棚橋弘至というレスラーを改めて凄いと感じました。

棚橋さんが相手だったからこそ、こういう飯伏幸太が引き出されたのです。

 

 

 

 

☆過去試合掘り起こし記事はこちらもどうぞ♪

jinseiwagolden.hatenablog.jp

jinseiwagolden.hatenablog.jp